明日は(11月15日火曜日)RBA理事会議事録公表(11月1日分)
今回は11月1日時点(RBAが政策金利を発表した日)の総評を見て行きたいと思う。
11 月1日、RBA(豪州準備銀行)は政策金利を0.25%引き下げ、4.5%とした。市場では利下げを見込む向きも多かったようだが、筆者は、足元の豪州経 済が1月の大洪水(※3)の悪影響から脱却し堅調さを増しつつあったため、RBAは様子見はしても利下げはしないだろうと考えていた。
・この利下げを受けて豪ドルは下落したが、持続的な下落につながるとは考えていない。
豪州の長期金利(10 年国債利回り)の動きを見ると(図)、最近大幅に低下し、一時4%近辺となった。
この時は、豪州経済に対する悲観論(世界景気の悪化により、豪州からの鉱 物等の輸出量が減少し、かつ景気悪化による国際商品市況の下落も資源国である豪州に打撃を与える)や、リスク回避的な資金による豪州長期債の買いが、行き 過ぎたものと考えられる。
このため長期金利の低下とともに、豪ドルも対主要通貨で下落したわけだ。すなわち4%近辺の豪州長期金利は、豪州経済の悪化によ る先行きの大幅利下げの可能性を、織り込み過ぎた水準であったと言えるだろう。
・ところがその後、過度の豪州経済の悲観論は薄らぎ、長期金利は4.5%近辺へとやや上昇した。これは、豪州経済を安定成長軌道に乗せるための小幅利下げ を、正しく織り込んだ水準であったと考えられる。
すなわち豪州長期債相場は、「利下げを過度に織り込み過ぎた水準」から「小幅利下げを正しく織り込んだ水 準」へと修正され、11 月1日の利下げは、政策金利が長期金利に歩み寄った形になっている。
・現在の長期金利の水準が正しいとすれば、今後政策金利がどんどん下がっていく展開とはなりにくいだろう(また、そうした政策金利見通しを示唆するよう な、堅調な経済指標の動きとなっている)。
RBAは今回の小幅利下げの後、景気状況をしばらく様子見し、景気の改善を確認して、いつか再利上げに転じるも のと予想される。
・以上のような景気・金利情勢からは、豪ドルが調整を長期的に継続するとは考えにくいのである。
みんかぶマガジンより抜粋
この後の豪ドルの動きはこうだ。
チャートは豪ドルドルの時間足
白丸で囲っている足は政策金利が発表された12時の時間足。
このチャートを見る限り、やはり利下げしてからの豪ドルの足元は弱い。明日の議事録の公表が今後の豪ドルの鍵になってきそうだ。
今現在豪ドルの上値は重いが明日の議事録公表がいいきっかけになって欲しい。
FXDDからTシャツとボールペンが届きました。
※以前ブログでFXDDの記事を載せたため。
ボールペンが貰えるとは書いてなかったはずなので、嬉しいサプライズです。
包装用紙に確か6ドルって書いてあったので送るのに6ドルかかってるっぽいw商品代金より高いんじゃないかな?w
ちなみにアメリカから届きました。
Tシャツは思ったより大きかったです。アメリカ仕様なのかな?w
ボールペンはさっそく使っています。大きめでとても握りやすくて重宝しています♪FXDDさんありがとうwTシャツはどうでもいいからボールペンもう一個欲しかったです。
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